Pacific DRIVE-IN 七里ヶ浜 完全ガイド【湘南の海を眺めてロコモコ|混雑回避とアクセスまで】
「七里ヶ浜の海沿いカフェでしょ?」——そう思って通り過ぎてしまうには、あまりに惜しい一軒です。江ノ電の小さな駅を降りて坂を下ると、目の前に相模湾が広がり、その手前に白いドライブインが現れます。ドアを開けた瞬間、潮の香りとコーヒーの香りが混ざって、思わず「ハワイだ」と声がもれる。それがPacific DRIVE-IN(パシフィックドライブイン)です。
この記事は、お店の場所と営業時間を並べただけのまとめではありません。なぜこの店が「わざわざ行く価値のある目的地」なのか、名物ロコモコをはじめとするハワイアンプレートの中身と価格、混雑を避けるコツ、そして東京から行くか湘南で過ごすかの判断まで、ハワイ好き目線で踏み込みました。海を見ながらロコモコを頬張る一日を、失敗なく楽しむための完全ガイドです。情報は2026年6月9日時点で公式サイトを確認しています。
なぜPacific DRIVE-INは「わざわざ行く」価値があるのか
七里ヶ浜には海の見えるカフェがいくつもあります。そのなかでPacific DRIVE-INが特別なのは、「海カフェ」である前に、徹底して「ハワイのプレートランチ専門店」だからです。2015年春、TRANSIT GROUPが手がけるドライブインカフェとして鎌倉・七里ガ浜に誕生しました。コンセプトはただひとつ、ハワイのローカルが愛する「プレートランチ」を、海を正面にした空間で楽しんでもらうこと。
その本気度は、料理の監修者を見れば分かります。フードを監修するのは、ハワイのプレートランチの名店「Diamond Head Market & Grill」でペストリーを担当していたJUN NAKAMURA氏率いる「NAKAMURA GENERAL STORE」。コーヒーは南青山のロースター「Little Darling Coffee Roasters」が手がけるオリジナルブレンドです。つまり、雰囲気だけハワイ風という店ではなく、味の作り手まで本場とつながっている。ここが、観光地によくある「海が見えるだけのカフェ」との決定的な違いです。
だからこの店は、海の景色を「おまけ」にしていません。粗く挽いた牛肉のハンバーグにオリジナルグレービーをたっぷりかけたロコモコ、ノースショアならぬハワイ・カフク名物のガーリックシュリンプ——本場のプレートを、湘南の海風のなかで味わう。その一皿のために電車に乗る価値が、たしかにあります。
名物ロコモコと、外せないハワイアンプレート
Pacific DRIVE-INに来たら、まず食べてほしいのが看板のロコモコプレート(1,800円)。粗挽き牛肉を使った肉肉しいハンバーグに、オリジナルのグレービーソースをかけた一皿です。市販のデミグラスとは違う、肉の旨みをすくい取ったようなグレービーが、ごはんとよく絡みます。スプーンを入れると半熟の目玉焼きがとろりと崩れて、ハンバーグとごはんを一緒に頬張る——これぞハワイのロコモコ、という満足感があります。
もう一品の主役がガーリックシュリンププレート(1,750円)。ハワイ・カフクの名物を再現したもので、にんにくの効いたソースをまとったぷりぷりのエビを、手を汚しながらかぶりつくのが正解です。豚肉を4時間蒸し焼きにしてキャベツと炒めた伝統料理カルアピッグ&キャベジプレート(1,600円)、衣がザクザクのモチコチキンプレート(1,600円)も、ハワイのローカルフードらしい一皿。がっつり食べたい日はビーフステーキプレート(2,800円)という選択肢もあります。
軽めに楽しみたいなら、トッピング自由なミックスポキボウル(レギュラー2,300円/ラージ1,850円)やアサイーボウル(1,550円)を。朝の時間帯(8:00〜10:45 L.O.)には、ふわふわのバターミルクパンケーキ(1,350円)やカルアピッグオムレツ(1,400円)といったブレックファーストメニューも登場します。コーヒーは600円から。価格はカフェとしては少し高めですが、本場監修のプレートと海の特等席を考えれば納得の範囲です。(価格はいずれも2026年6月時点の公式メニューより。変更の場合があります)
朝・昼・夕方、時間帯ごとの楽しみ方
同じ店でも、訪れる時間によって表情がまったく変わるのがPacific DRIVE-INの面白さです。せっかく行くなら、自分の過ごしたい時間に合わせて狙う時間帯を決めておくと満足度が上がります。
朝(8:00〜10:45)は、いちばんの穴場です。週末でも開店直後はまだ空いていて、朝日を浴びた海を眺めながらパンケーキやオムレツを楽しめます。サーフィン帰りのローカルに混じって朝食をとる時間は、まさにハワイの日常そのもの。静かに海を独り占めしたい人には、この時間を強くおすすめします。
昼(11:30〜14:00頃)は最も混み合う、いわばかき入れ時。ロコモコやガーリックシュリンプを本気で味わうならこの時間ですが、テラス席は争奪戦になります。夕方(16:00以降)は、空がオレンジに染まりはじめる時間。相模湾に沈む夕日とプレートを前にすれば、湘南にいることを忘れてワイキキ気分に浸れます。日没の時刻を調べてから向かうのが、夕方狙いのちょっとした上級テクニックです。
知っておきたい実用情報
アクセスは電車が断然おすすめです。江ノ電「七里ヶ浜駅」から徒歩3分と近く、駅から海に向かって歩けば迷いません。週末の国道134号や周辺道路は渋滞しやすく、専用駐車場の案内も公式にはないため、車の場合は周辺のコインパーキングを早めに確保する前提で動きましょう。なお、電話での予約は受け付けていません(公式明記)。基本は並んで待つスタイルと考えておくと、当日のがっかりを防げます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | Pacific DRIVE-IN 七里ヶ浜 |
| 住所 | 神奈川県鎌倉市七里ガ浜東2-1-12 |
| 最寄駅 | 江ノ電「七里ヶ浜」駅 徒歩3分 |
| 営業時間 | 8:00〜20:00(L.O.19:00)※11〜2月末は平日のみ10:00開店 |
| 定休日 | 不定休 |
| 席数 | 店内48席・テラス40席 |
| 電話 | 0467-32-9777(電話予約不可) |
| 駐車場 | 専用駐車場の案内なし(周辺コインパーキング利用・要確認) |
| 公式サイト | http://pacificdrivein.com/ |
テイクアウトやオンラインショップ、デリバリーにも対応しているので、混雑時はプレートを持ち帰って海辺で食べるという楽しみ方もできます。ロコモコやカルアピッグといったメニューがそもそもどんな料理なのかを知っておくと、注文がもっと楽しくなります。気になる人はハワイアン料理の定番メニュー完全解説もあわせてどうぞ。
こんな人には注意・混雑とアクセスのコツ
良いことばかりではないので、正直にお伝えします。まず、予約ができず、土日や夏のシーズンは行列覚悟だということ。お昼どきに何も考えずに行くと、30分以上待つことも珍しくありません。確実に座りたいなら、前述のとおり朝いちばんか夕方の遅めを狙うのが鉄則です。
次に、海沿いゆえの天候の影響。テラス席は最高に気持ちいい反面、風の強い日や冬場は体感がかなり冷えます。寒い季節にテラスを狙うなら一枚羽織るものを持参してください。雨の日は当然テラスが使えないため、店内席が一気に埋まります。
価格面でも、プレートが1,600〜2,800円とカフェとしては高めなので、「気軽なランチ」を期待すると予算オーバーに感じるかもしれません。とはいえ、本場監修の味と海の特等席に払うと考えれば妥当。記念日や、湘南ドライブのハイライトとして使うのにぴったりの店です。海沿いでゆっくり過ごせる別の選択肢も知りたい人は、神奈川のハワイアンカフェ・レストランおすすめ7選も参考になります。
東京で楽しむなら:Pacific DRIVE-IN ルミネエスト新宿店
「七里ヶ浜まで行く時間はないけれど、あのロコモコは食べたい」——そんな人に朗報です。2019年12月、Pacific DRIVE-INは七里ヶ浜の枠を飛び越えて、東京・新宿にオープンしました。ルミネエスト新宿8階にあり、JR新宿駅から徒歩3分。買い物のついでに、駅近で気軽にハワイアンプレートを楽しめます。
海の景色こそありませんが、ロコモコやガーリックシュリンプといった本店の人気メニューはしっかり健在。営業時間は11:00〜22:00(L.O.21:00)と夜まで開いているので、仕事帰りのディナーにも使えます。同じルミネエスト新宿の1階には姉妹店「Pacific BAKE HOUSE」もあり、こちらではベーカリーやスイーツを楽しめます。まずは新宿店で味を確かめて、気に入ったら本店の七里ヶ浜へ——という楽しみ方もおすすめです。東京のロコモコの選択肢をもっと知りたい人はロコモコが食べられる東京のレストラン5選もチェックしてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q: Pacific DRIVE-IN 七里ヶ浜の場所とアクセスは?
神奈川県鎌倉市七里ガ浜東2-1-12にあり、江ノ電「七里ヶ浜」駅から徒歩3分です。週末は周辺道路が渋滞しやすく専用駐車場の案内もないため、電車でのアクセスがおすすめです。営業時間は8:00〜20:00(L.O.19:00)、11〜2月末は平日のみ10:00開店、定休日は不定休です。
Q: 名物のロコモコの値段はいくらですか?
看板メニューのロコモコプレートは1,800円です(2026年6月時点の公式メニューより)。粗挽き牛肉のハンバーグにオリジナルグレービーをかけた一皿で、半熟の目玉焼きが添えられます。ほかにガーリックシュリンププレート1,750円、カルアピッグ&キャベジプレート1,600円などのハワイアンプレートが揃います。価格は変更になる場合があります。
Q: 予約はできますか? 混雑を避けるには?
電話での予約は受け付けていません。土日や夏のシーズンの昼どきは行列ができることが多いため、開店直後の朝(8:00台)か、ランチのピークを過ぎた夕方が狙い目です。テラス席を確保したい場合は特に、混雑する時間帯を避けるのが快適に過ごすコツです。
Q: 東京にも店舗はありますか?
あります。2019年12月にオープンした「Pacific DRIVE-IN ルミネエスト新宿店」が、ルミネエスト新宿8階(JR新宿駅徒歩3分)にあります。営業時間は11:00〜22:00(L.O.21:00)で、ロコモコやガーリックシュリンプなど本店の人気メニューを駅近で楽しめます。
Q: テラス席や子ども連れでも利用できますか?
テラス40席を含む計88席があり、海を眺めながら食事ができます。テイクアウトにも対応しているため、混雑時はプレートを持ち帰って海辺で楽しむこともできます。海沿いで風が強い日や冬場は冷えるので、テラス利用時は防寒対策をしておくと安心です。
まとめ:どんな人におすすめか
Pacific DRIVE-IN 七里ヶ浜は、「海の見えるおしゃれカフェ」という言葉だけでは語り尽くせない店です。本場ハワイのプレートランチを知る作り手が監修した一皿を、相模湾を正面にしたドライブインで味わう——その体験そのものが、この店にしかない価値です。湘南ドライブの目的地に、ハワイ旅行前の気分づくりに、あるいは大切な人との記念日に。「ただ海を見に行く」のではなく「ハワイのプレートを食べに行く」と決めて訪れれば、満足度は何倍にもなります。
混雑や価格というハードルはありますが、時間帯を選べば快適に楽しめますし、時間がなければ新宿店という選択肢もあります。次の週末、七里ヶ浜の海を正面にロコモコを頬張る一日を、ぜひ計画してみてください。旅行気分をさらに高めたい人は国内でハワイ気分を楽しむ旅行プラン【エリア別おすすめ完全ガイド】もあわせてどうぞ。
※本記事に掲載している住所・営業時間・料金等の情報は、2026年06月09日時点に各公式サイト等で確認した情報をもとに作成しています。その後、情報が変更になっている場合がございます。万が一誤りがございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。お知らせいただき次第、速やかに修正いたします。

