G’ROOM3店でキッズプレートの値段が公式に載っているのは1店だけ|つくば・テラスモール松戸・プラーレ松戸を子連れ基準で並べ直した【2026年10月7日・公式実査】

子連れで外食の店を決めるとき、いちばん見たいのは「キッズメニューがあるか」ではなく「それがいくらか」だと思う。大人のロコモコが1,600円の店でキッズプレートが850円なのか1,500円なのかで、4人家族の会計は2,000円以上変わる。

関東に3店あるハワイ×西海岸系のダイニング「G’ROOM(グリーンルーム)」は、3店とも公式サイトの「お子様連れ」欄に「お子様連れ歓迎」と書いてある。キッズプレートも3店すべてにある。それなら、どこへ行っても同じだろう——そう思って3店の公式サイトを全ページ読んだところ、キッズプレートの値段が公式に書いてあるのは1店だけだった。しかも値段を公開しているその1店は、3店のうち唯一「バリアフリーなし」と公式に書いている店でもある。

この記事は、2026年10月7日にG’ROOM 3店の公式サイト(各店のホーム・料理・ランチ・ドリンク・お席・コース・テイクアウトの各ページ)を1ページずつ開いて、子連れで行く人が実際に迷う項目だけを並べ直したものである。「子連れ歓迎」という4文字の裏で、3店の装備がどれだけ違うかを数字で示す。

目次

G’ROOMとは何者か──松戸発、関東3店のハワイ×西海岸ダイニング

G’ROOMは千葉・松戸を本拠とする「fantastic」が運営するブランドで、公式サイトはどの店も「ハワイやカリフォルニア、シドニーやメルボルンでの活気溢れるダイニング&カフェ」という同じ一文をトップに掲げている。つまりハワイ専門店ではなく、ハワイを含む「環太平洋の明るい食卓」をまとめて扱う店だ。

実際、どの店の料理ページにもロコモコ、ポキライス、ガーリックシュリンプ、モチコフライドチキン、アサイーボウル、バターミルクパンケーキというハワイの定番が並ぶ一方で、ガパオライス、エッグベネディクト、生パスタ、ピザトーストも同じ並びにいる。ハワイ料理だけで固めていないぶん、「子どもが食べられるものがひとつもない」が起きにくいのが、子連れ目線での本質的な強みである。

開店順は、松戸(プラーレ松戸)→つくばデイズタウン→テラスモール松戸の3店。松戸経済新聞の2025年6月9日の記事によれば、テラスモール松戸店は2025年5月に開いた3号店で、店名はサーフィン用語で波の内側の空洞を指す「グリーンルーム」から取られている。店舗面積60坪。

先に結論:3店は「子連れ装備」が1つずつ違う

公式サイトから拾えた子連れ関連の情報を先に並べる。ここが読めれば、あとは自宅からの距離で決めてよい。

子連れで効く項目 つくばデイズタウン店 テラスモール松戸店 プラーレ松戸
キッズプレートの価格 850円(ロコモコ) 記載なし 記載なし
キッズプレートの掲載形式 3種を個別に掲載 3種を個別に掲載 「各種」の1行のみ
お子様用ハイチェア 記載あり(3席種) 記載あり(2席種) 記載なし
ベビーカーのまま入れる席 記載なし 記載なし 席種単位で明記
バリアフリー なし あり あり(サポートします)
駐車場 169台 約2,000台 提携330台(有料)
公式サイトの電話番号 0298-96-8310 記載なし 047-700-5610
平均予算(昼) 1,501〜2,000円 1,501〜2,000円 1,001〜1,500円
ペット同伴 可(テラス) 可(テラス) 不可

見てのとおり、3項目すべてが揃う店は1つもない。キッズプレートの値段が分かる店にはバリアフリーがなく、バリアフリーがあってハイチェアも書いてある店には電話番号が載っておらず、ベビーカーの可否がいちばん細かく書いてある店にはハイチェアの記載がない。「子連れ歓迎」という同じ4文字の下で、分かることが店ごとに1つずつズレている。

選ぶ前に知っておくべき4つのポイント

ポイント1:「キッズメニューあり」と「キッズメニューの値段が分かる」は別の話

ここが今回いちばん驚いた点だ。3店の公式サイトの「お子様連れ」欄を読むと、こうなっている。

  • つくばデイズタウン店:「お子様連れ歓迎(キッズメニューもご用意しております♪)」
  • テラスモール松戸店:「お子様連れ歓迎」(キッズメニューへの言及なし)
  • プラーレ松戸:「お子様連れ歓迎(キッズメニューもご用意しております♪)」

文面だけ見れば、キッズメニューを積極的に打ち出しているのはつくばと松戸の2店である。ところが各店の料理ページを開くと、話が入れ替わる。

つくばデイズタウン店の料理ページには「◆◇ Kids meal〜お子様ランチ〜 ◇◆」という見出しがあり、KIDSプレート・ロコモコ(ジュース付)/KIDSプレート・パンケーキ(ジュース付)/KIDSプレート・カレー(ジュース付)の3種が並ぶ。説明は3種とも同じで「メインにポテト、温野菜、フルーツ、お菓子も付いた子供が喜ぶワンプレートごはんです。(アレルギー等はご確認ください)」。このうち価格が表示されているのはロコモコの850円(税込)だけで、パンケーキとカレーには価格がない。

テラスモール松戸店も同じ「Kids meal〜お子様ランチ〜」の3種を掲載しているが、価格は1品も出ていない。そもそもこの店の公式サイトは、トップページ以外に料理の独立ページを持たない構成で、ページ全体で価格が表示されているのは「2時間飲み放題 単品プラン2,500円」のコース1件だけだった。

プラーレ松戸にいたっては、料理ページの表記が「KIDSプレート各種(ジュース付)」の1行で、中身は説明文の中に「【KIDSロコモコ/KIDSカレー/KIDSパンケーキ】よりお好きなプレートをお選び下さい」と埋め込まれている。価格の表示はない。ランチページにも「LUNCH TIME◆◇ KIDS PLATE〜お子様ランチプレート(ジュース付き) ◇◆」として3品が並ぶが、やはり価格は空欄のままだ。

つまり、公式に「キッズメニューもご用意」と書いた2店のうち1店は価格を部分的にしか出さず、書かなかった1店は3種を個別に出しているのに価格をまったく出していない。子連れで予算を立てたい人にとって、現時点で公式から確実に読めるキッズプレートの価格は「つくばのロコモコ850円」のひとつきりである。

なお、先ほどの松戸経済新聞の記事は、テラスモール松戸店のオープン当時について「小学生以下を対象に『お子様プレート』も提供する(3種類、ドリンク付き=各850円)」と書いている。つくばの公式価格と同額で、3店で価格がそろっている可能性は高い。ただしこれは報道であって公式掲載ではないので、この記事では公式で確認できた850円はつくばの1品のみという扱いにしておく。

ポイント2:ハイチェアとベビーカーは、書いてある店が食い違う

乳幼児連れでいちばん知りたいのは、実は値段よりも「座らせる場所があるか」だろう。3店の「お席」ページを席種ごとに読むと、こうなっていた。

つくばデイズタウン店は、ハイチェアの記載が3つの席種にある。6名テーブル×3(説明文では「8名ダイニングテーブル席1つと4名席が2つ」)に「こちらのお席はお子様用のハイチェアーのご利用が可能です」、2名テーブル×4に「比較的静かで周りを気にせずゆっくりお過ごし頂けます。お子様用のハイチェアーのご利用も可能です」、さらに1名カウンター×10にも「お子様用のハイチェアーのご利用も可能です」とある。カウンターにハイチェアを付けられると明記している店は珍しい。2Fロフトの6名ソファー×4には「女子会、ママ会、お子様連れにも嬉しい広々ゆったりソファー」とあるが、ここだけハイチェアの記載がない。

テラスモール松戸店は、9名テーブル×4と3名円卓×4の2席種に「お子様用のハイチェアーのご利用も可能です」と書かれている。6名ソファー×4とテラス3名×4には記載がない。

プラーレ松戸は、全ページを機械検索してもハイチェアの記載が0件だった。その代わりに、この店だけがベビーカーの可否を席種単位で書いている。6名テーブル×2は「6名様席としてお子様連れ・ベビーカーごとのお客様に便利☆」、4名ソファー×5は「女子会、ママ会、お子様連れにも嬉しい広々ゆったりとしたソファ席♪」としたうえで「(※ステージ上はベビーカーごとの来店不可)」と但し書きが付く。この店にはライブショーがあり(公式の「ライブショー」欄が3店で唯一「あり」)、ソファー席の一部がステージ上に乗っているためだ。

整理すると、ハイチェアが要る月齢ならつくばかテラスモール松戸、ベビーカーごと席に着きたいならプラーレ松戸、という分かれ方になる。同じブランドなのに、公式が書いてくれている情報の方向がきれいに逆を向いている。

ポイント3:バリアフリーの有無は、ベビーカー派にとっての分岐点

公式の「バリアフリー」欄は3店で次のとおりだった。

  • つくばデイズタウン店:なし
  • テラスモール松戸店:あり
  • プラーレ松戸:あり(サポートします)

つくばの店は、キッズプレートの価格を唯一公開し、ハイチェアも3席種に書いている、いわば「いちばん子連れに親切な書き方をしている店」である。にもかかわらずバリアフリーは「なし」。この店には2階ロフトフロアがあり、人気のソファー席と貸切席はそこに集中している。ベビーカーで2Fまで上がる動線は公式に書かれていない(要確認)。ベビーカーで行くなら、つくばでは1階席を前提に考えたほうがいい。

この「建物側の条件で店を選ぶ」という考え方そのものについては、子連れハワイアンカフェは「店選び」より「建物選び」|ベビーカーのまま行ける駅直結モールの5店で詳しくまとめている。G’ROOMの3店はいずれも商業施設のテナントなので、この考え方がそのまま当てはまる。

ポイント4:公式サイトに電話番号が載っていない店がある

これは実務上かなり効く。テラスモール松戸店の公式サイトには、全7ページのどこにも電話番号が書かれていない。つくば(0298-96-8310)とプラーレ松戸(047-700-5610)は全ページの下部に番号が出ているのに、テラスモール松戸店だけ番号欄そのものが存在しない。

「ハイチェアは何台ありますか」「アレルギー対応はできますか」を事前に聞きたい子連れにとって、電話が引けないのは地味に困る。テラスモール松戸の館の公式ページには047-711-7075が出ているので、どうしても電話したいならそちら経由になる。予約はネット予約が標準で、公式の「空席確認・予約する」ボタンから進める。

ついでに、館の公式ページにはもうひとつ、店の公式には出ていない情報が載っていた。「G’ROOMのドリンクバーで自分だけの1杯をつくろう!」──ドリンクバーの存在である。3店の公式サイト全ページを検索しても「ドリンクバー」は1件も出てこないので、ドリンクバーがあることは館の公式でしか分からない。子どもの飲み物を何杯でも注げるかどうかは、子連れの滞在時間を大きく左右する要素なので、ここは覚えておきたい。

3店を同じ軸で比較する

基本情報(すべて各店公式サイトより)

項目 つくばデイズタウン店 テラスモール松戸店 プラーレ松戸
住所 茨城県つくば市竹園1-9-2 デイズタウン1F 千葉県松戸市八ケ崎2 8-1 1F 千葉県松戸市松戸1149-1 プラーレ松戸RF
アクセス つくばエクスプレス「つくば駅」徒歩8分 北小金駅バス6分/新松戸駅バス13分(徒歩20分)/八柱駅・新八柱駅バス各10分 松戸駅東口直結デッキで徒歩3分
営業時間 11:00〜22:00(料理L.O.21:00/ドリンクL.O.21:30) 10:00〜21:00(料理L.O.20:00/ドリンクL.O.20:30) 11:00〜22:00(料理L.O.21:00/ドリンクL.O.21:15)
定休日 不定休 (マラサダ販売のみ不定休の記載) 定休日なし
総席数 75席 84席(着席時) 80席(店内80席、テラス14席)
Wi-Fi あり あり あり
英語メニュー あり あり あり
たばこ 全席禁煙(テラス席のみ喫煙可) 全席禁煙(館内各階に喫煙所) 全席禁煙(テラスに喫煙場所)
ライブショー なし なし あり

子連れ目線で見逃せないのがたばこの扱いだ。3店とも店内は全席禁煙だが、つくばとプラーレ松戸はテラス席が喫煙可である。つくばの公式は「ペット同伴OK!喫煙も可能です」とはっきり書いている。つまりこの2店では、天気がいいからとテラスを選ぶと、子どもの横で誰かが吸っている可能性がある。テラスモール松戸店だけは館内の喫煙所に誘導する形なので、テラス席も煙の心配がない。小さい子を連れて外席に座りたいなら、ここは決定的な差になる。

席数を数えてみると、2店で数字が合わない

各店の「お席」ページには席種ごとの人数×卓数が書かれているので、総席数欄の数字と突き合わせてみた。

テラスモール松戸店は、9名テーブル×4=36、3名円卓×4=12、6名ソファー×4=24、3名テラス×4=12で合計84席。総席数欄の「84席(※着席時)」とぴったり一致する。3店で唯一、数字が完全に合った店だった。

つくばデイズタウン店は、6名テーブル×3=18、2名テーブル×4=8、4名テーブル×2=8、1名カウンター×10=10、6名ソファー×4=24、2名テラス×2=4、2名カップルシート×1=2で合計74席。総席数欄は75席なので1席ずれる。さらに、6名テーブル×3の説明文は「8名ダイニングテーブル席1つと、4名席が2つ」と書いており、これに従えば18席ではなく16席になって合計72席。つまり同じ公式サイトから75・74・72の3つの数字が出てくる。

プラーレ松戸はもっと大きくずれる。総席数欄は「80席(店内80席、テラス14席 幼児含めた人数で御予約お願いします。)」。括弧の中だけ足すと店内80+テラス14で94席のはずだが、総席数は80と書いてある。一方、席種を数えると8名×2=16、4名×6=24、6名×2=12、4名ソファー×5=20、2名テラス×7=14、2名カップルシート×6=12で合計78席。80・94・78の3通りが同じページに同居している。

席数は予約の可否を左右するので、大人数でテーブルを連結したい場合は、席数を鵜呑みにせず電話で確認したほうがいい。ただし前述のとおり、数字がぴったり合ったテラスモール松戸店に限って電話番号が公開されていない、というのが皮肉なところである。

なお、公式サイトの中で数字が食い違う現象そのものは珍しくない。以前に調べた吉祥寺ププケアの事例では、公式サイトの3ページでロコモコの種類数が6・8・8と食い違っていた。

プラーレ松戸の予約には「幼児を含める」という条件がある

これは3店でこの店にしか書かれていない、きわめて実務的な注意点だ。プラーレ松戸の総席数欄には「幼児含めた人数で御予約お願いします。」とあり、さらに席種の説明にも「未就学児含めた人数での御予約をお願い致します」が4名テーブル×6、6名テーブル×2、カップルシート×6の3席種で繰り返されている。カウンター欄にも「お1人様でもOKなソファー席あり 幼児を含めた人数で御予約お願いします。」と書かれていて、合計4か所で同じことを念押ししている。

大人2人+1歳児で「2名」と予約すると、席の大きさが足りなくなる、ということである。4か所も書いてあるということは、実際に起きている取り違えなのだろう。プラーレ松戸を予約するときは、抱っこの赤ちゃんも1名として数える。この一文を知っているかどうかで、当日の座り心地が変わる。

料理の値段は、1店でしかまともに読めない

子連れの外食は「いくらで済むか」が読めることが大事なので、価格の公開状況も数えた。

つくばデイズタウン店の料理ページには40品以上が並ぶが、価格が表示されているのは6品だけだった。自家製ハンバーグのロコモコ1,600円、アボカドトマトチーズハンバーグ1,700円、ガーリックシュリンプ1,650円、ガパオライス1,500円、ローストビーフ2,000円、そしてKIDSプレート・ロコモコ850円。ポキライス、モチコフライドチキン、BBQポークステーキ、パンケーキ各種、アサイーボウルなどはすべて価格が空欄である。ドリンクページにいたっては価格の表示が0件。ランチページには「LUNCH TIME 11:00〜15:00」の下にセットドリンク(コーヒー、カフェラテ、ミルクティー、ジュース、さらにグラスワインやハイボール、ハートランド生ビールまで)とセットスイーツ(オレオのチーズケーキ、北海道マスカルポーネのティラミス、プレミアムアイスクリーム3種)が列挙されているが、ページ冒頭の見出し部分に「(未設定)」という文字がそのまま表示されており、価格は1円も出ていない。

プラーレ松戸は3店でいちばん価格を出している。料理ページにはロコモコ1,400円・1,600円といった主要価格に加え、リコッタチーズのパンケーキのトッピングが55円・110円・220円・385円と細かく並ぶ。ランチページではアーモンドチョップ50円、チョコレートソース100円、フレッシュミックスベリー200円、プレミアムバニラ400円、プレミアムアイスクリーム各種450円まで公開されている。ドリンクページは330円〜5,500円の価格が64か所に表示されていた。コースは4,000円(7品)・5,000円(10品)・6,000円(11品)・7,000円(12品)がすべて2時間飲み放題付き。興味深いのは、同じ品数・同じ価格で「女子会◯◯コース」が別に4本用意されていて、そちらは飲み放題が3時間になり、デザートが2種に増える点だ(女子会版の価格表示は空欄だが、コース名に同じ金額が入っている)。ただしランチページの「今回のスペシャルメニュー」は価格欄が「ASK」のままである。

テラスモール松戸店は前述のとおり、ページ全体で価格が出ているのはコース2,500円の1件だけ。前出の松戸経済新聞の記事には「ワンプレートディッシュ11種類(サラダ、デリ2種、フルーツ、スープ付き=1,600円〜1,850円)」「リブロースのグリルステーキ(単品2,700円)」「パンケーキ(4種類、1,000円〜1,650円)」「クラフトビール950円〜1,200円」「ノンアルコールカクテル各750円」とあるので、価格帯の見当はつく。ただしこれも報道であって公式掲載ではない。

駐車場と、車で行くときの現実

店 駐車場 料金
つくばデイズタウン店 商業施設駐車場169台 公式に記載なし(要確認)
テラスモール松戸店 テラスモール松戸駐車場 約2,000台 利用時間8:00〜24:00(料金は要確認)
プラーレ松戸 提携駐車場330台・24時間 100円/20分。2,000円以上の利用で1時間、3,000円以上で2時間無料

テラスモール松戸店は約2,000台という桁違いの台数で、しかも駅から離れたバス圏の立地(最寄りの北小金駅からバス6分)。完全に車前提の店である。ベビーカーと荷物を積んで行き、館内の授乳室やおむつ替えも使いたい子連れには、この3店でもっとも気楽な選択肢になる。

逆にプラーレ松戸は、松戸駅東口からデッキ直結で徒歩3分という電車派に最適な立地だが、駐車場は有料の提携330台で、無料時間を得るには2,000円以上の飲食が必要になる。昼の平均予算が1,001〜1,500円なので、大人2人なら無料1時間はほぼ確実に付く計算だ。

つくばの169台はつくば駅徒歩8分のデイズタウンのもの。北関東・茨城の店選びで駐車場の台数が決定打になる話は北関東でハワイ気分になれる子連れOKの5店でも書いたとおりで、G’ROOMつくばもその文脈で読める店である。

タイプ別おすすめ──「こんな人には、この店」

ハイチェアが必要な0〜2歳連れ → つくばデイズタウン店

ハイチェアの記載が3席種(6名テーブル・2名テーブル・カウンター)にあり、しかもキッズプレートの価格が公式に読める唯一の店。2名テーブル×4には「比較的静かで周りを気にせずゆっくりお過ごし頂けます」とあるので、泣いたときに気が引けにくい席がある、という点も効く。ただしバリアフリーは「なし」。ベビーカーは畳んで持ち込む前提で考えたい。

ベビーカーのまま、荷物も多い → テラスモール松戸店

バリアフリーあり、駐車場約2,000台、テラス席も含めて煙の心配なし、ハイチェアの記載も2席種にある。しかも10:00開店で、3店でいちばん早く入れる。子どもの昼寝の時間から逆算して「11時に入って12時半に出る」という設計がしやすいのは、この店だけだ。弱点は、公式サイトに電話番号がなく、料理の価格もほぼ出ていないこと。行く前に予算を固めたい人には向かない。

電車派・幼児2人以上・ソファーでゆっくり → プラーレ松戸

松戸駅からデッキ直結3分、定休日なし、昼の平均予算が1,001〜1,500円と3店でいちばん安い。ベビーカーごと入れる席が明示されていて、4名ソファー×5という「靴を脱がせても叱られない」席の厚みもある。屋上テラス14席という開放感も、晴れた日の子連れには強い。ハイチェアの記載がないのと、ペット同伴不可(犬連れの友人とは行けない)が注意点。そして予約時は幼児も人数に含めるのを忘れずに。

よくある失敗パターン

失敗1:「キッズメニューあり」だけ見て予算を立てる

前述のとおり、公式で価格が読めるキッズプレートは1品しかない。大人のワンプレートが1,500〜2,000円なので、大人2人+子ども1人なら4,000〜5,000円前後を見ておくと安全だ。ドリンクを付けるならさらに上乗せになる。

失敗2:テラス席を「子どもにいい席」だと思い込む

つくばとプラーレ松戸のテラスは喫煙可。つくばはさらにペット同伴OKなので、犬が苦手な子を連れていくと落ち着かない。テラス席を狙うなら、煙とペットの両方が無いテラスモール松戸店が無難である。

失敗3:プラーレ松戸を「大人の人数」で予約する

公式サイトに4か所も書かれている注意書きを飛ばしてしまうパターン。未就学児を含めた人数で予約する。

失敗4:テラスモール松戸店の閉店時間を他店と同じだと思う

この店だけ21:00閉店(料理L.O.20:00)で、つくば・プラーレ松戸より1時間早い。しかも「ご予約最終受付は19時50分までのご来店」と明記されている。夕方に出かけて「ついでに夕飯」を狙うと、この店だけ締まるのが早い。

よくある質問(FAQ)

Q. G’ROOMのキッズプレートはいくらですか?

公式サイトで価格が確認できるのは、つくばデイズタウン店の「KIDSプレート・ロコモコ(ジュース付)850円(税込)」のみです。同店のパンケーキ・カレーの2種、およびテラスモール松戸店・プラーレ松戸のキッズプレートは、公式に価格の掲載がありません(要確認)。

Q. 3店のうち、いちばん子連れで行きやすいのはどこですか?

公式情報だけで判断するなら、バリアフリーあり・駐車場約2,000台・テラスも全席禁煙・ハイチェアの記載ありが揃うテラスモール松戸店です。ただし電話番号が公式サイトに載っておらず、料理の価格もほぼ非公開なので、事前に細かく確認したい人には向きません。

Q. ベビーカーのまま席に着けますか?

席種単位で明記しているのはプラーレ松戸だけで、6名テーブル×2が「お子様連れ・ベビーカーごとのお客様に便利」、4名ソファー席は「※ステージ上はベビーカーごとの来店不可」とされています。つくば・テラスモール松戸には席ごとのベビーカー記載がありません(要確認)。

Q. 予約は必要ですか?

3店ともネット予約に対応しています。つくば・プラーレ松戸は公式サイトに電話番号(0298-96-8310/047-700-5610)があり電話予約も可能です。テラスモール松戸店は公式サイトに電話番号の掲載がなく、予約最終受付は19:50までの来店と明記されています。

Q. ペット(犬)を連れて行けますか?

つくばデイズタウン店とテラスモール松戸店はテラス席のみ同伴可、プラーレ松戸は不可です。なお、つくばのテラス席は喫煙も可能と公式に記載されています。

Q. 貸切はできますか?

3店とも可能です。つくばは2Fロフトフロアで5万円以上から(お席ページは30名、店舗詳細欄は最大35人と記載が分かれます)。テラスモール松戸店は最低10万円以上で着席70名・立食込み120名まで。プラーレ松戸は80名までで、最低利用金額がランチ10万円(土日祝15万円)、ディナー平日10万円(金土祝前日15万円)と時間帯で分かれます。3店とも12・1・3・4月の繁忙期は金額が上がると明記されています。

まとめ:結局どこを選ぶ?

G’ROOMの3店は、料理の構成もコンセプトの文章もほぼ同じで、公式サイトの「お子様連れ」欄も3店とも「歓迎」である。にもかかわらず、子連れで実際に必要な情報は、3店で1つずつ違う場所にしか書かれていない。

  • 値段を知ってから出かけたい→ つくばデイズタウン店(キッズ850円が唯一の公開価格)
  • ベビーカーと荷物を気にせず行きたい→ テラスモール松戸店(バリアフリーあり・2,000台・テラスも禁煙・10時開店)
  • 電車で行って、安く、ゆっくり座りたい→ プラーレ松戸(駅徒歩3分・昼1,001〜1,500円・定休日なし・ソファー20席)

3店とも、ロコモコ・ポキライス・ガーリックシュリンプ・モチコチキン・アサイーボウル・バターミルクパンケーキというハワイの定番がひととおり揃っている。ハワイアン料理の定番メニューを子どもに初めて食べさせる場所としては、キッズプレートと大人用プレートの両方が1つのテーブルに並ぶこの3店は、かなり使い勝手がいい。

関東の個人経営ハワイアンカフェを公式サイトで当たり直した記録は北関東・千葉の個人店5軒を当たって作った記事に、チェーン側でベビーカー対応がどこまで公開されているかはEggs ‘n Things 関東18店の調査にまとめてある。あわせて、同じ日に公式サイトを読み込んだ神奈川の1軒については仲町台のラウレアレインボーは2つの公式サイトで席数も祝前日の開店時刻も違うも参照してほしい。こちらはキッズメニューに「10歳まで」という年齢制限が明記され、5品すべての価格が公開されているという、G’ROOMとは正反対の店である。

※本記事に掲載している住所・営業時間・料金等の情報は、2026年10月07日時点に各公式サイト等で確認した情報をもとに作成しています。その後、情報が変更になっている場合がございます。万が一誤りがございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。お知らせいただき次第、速やかに修正いたします。

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