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東京でアサイー工房のアサイーボウルが食べられるのは4店だけ|全115店の公式データを数えたら、渋谷にも表参道にも1店もなかった【2026年9月14日・公式マスタ実査】

ハワイでアサイーボウルにハマって帰国した人が、いちばん困るのは「毎週は通えない」ことだ。表参道や恵比寿の専門店は1杯1,500〜1,800円で、しかも家からは遠い。日常食にはならない。

その隙間を埋めるように、ここ2年で全国に広がったチェーンがある。アサイー工房。2024年11月に1号店が開いて、2026年には100店舗を超えた。テイクアウト中心・小さな路面店という業態で、駅前や住宅地にどんどん増えている。

ところが「東京のアサイー工房に行こう」と思って調べると、途端に手が止まる。公式サイトの店舗検索は地図とピンだけで、一覧が出てこない。個別の店舗ページを開いても、トップページと同じ内容しか表示されない。

そこで2026年9月14日、公式サイトが内部で持っている店舗マスタを全件取り出して数えてみた。結果は全115店。そのうち東京都にあるのは5店で、アサイーボウルを出しているのは4店だけだった。しかも渋谷にも、表参道にも、恵比寿にも、新宿にも、1店もない。この記事は、その4店の中身と「なぜ都心にないのか」を、公式データだけで説明していく。

目次

選定基準:公式の店舗データで「アサイーを出す」と登録されている東京の店だけ

この記事で紹介する4店は、筆者が好みで選んだものではない。アサイー工房の公式サイトが管理している店舗データベースに、次の2つの条件で一致した店をそのまま並べただけだ。

条件 内容
1 住所が「東京都」で始まる(全115店のうち5店)
2 店舗カテゴリに acai(アサイー)が含まれる(5店のうち4店)

ここが重要なところで、アサイー工房グループの店には「アサイーを出さない店」がある。公式データ上、115店は次の3つに分かれている。

看板 店舗数 アサイーボウル グリークヨーグルト
アサイー工房 104店 ◯ 取り扱いは店舗による
グリーク工房 10店 —(登録なし) ◯
アサイー&グリーク工房 1店 ◯ ◯

東京の5店のうち1店は「グリーク工房 新小岩店」で、公式データ上のカテゴリは greek のみ。つまりアサイーボウル目当てで行くと空振りする。しかも紛らわしいことに、東京には「新小岩」を名乗る店が2つあり、片方はアサイーを出し、もう片方は出さない。そして両者は区すらちがう(葛飾区と江戸川区)。この件は記事の後半で詳しく書く。

全国115店を都道府県別に並べると、東京は7番目だった

4店という数字が多いのか少ないのか。全国と比べるとはっきりする。上位だけ抜き出すとこうなる。

順位 都道府県 店舗数
1 大阪府 11
2 愛知県 9
3 千葉県 8
4 埼玉県 7
5 茨城県・福岡県 各6
7 東京都・兵庫県 各5

全国の出店は42都道府県に及び、まだ1店もないのは青森・鳥取・島根・高知・佐賀の5県だけ。それだけ広がったチェーンなのに、東京は大阪の半分以下で、千葉や埼玉、茨城にも負けている。人口で考えればあり得ない偏り方だ。

これは偶然ではない。理由は後半の「なぜ都心にないのか」で、公式が自分で公開している数字から説明する。

1. アサイー工房 木場店(江東区)― 東京で唯一、公式に電話番号が載っている駅前店

東京メトロ東西線・木場駅のすぐそば。公式データの住所は東京都江東区木場二丁目5-3で、電話番号070-9444-1056も登録されている。後述するとおり、全115店のうち37店は公式データの電話欄が空っぽなので、番号が分かっているだけでかなり有利な店だ。

木場という土地の性格が、この店の使い方を決めている。門前仲町と東陽町にはさまれた生活エリアで、木場公園と東京都現代美術館が歩いて行ける距離にある。つまり「休日に公園へ行った帰り」「美術館の前後」に1杯、という動線が自然に成立する。渋谷の行列店のように「アサイーを食べるために出かける」のではなく、出かけたついでに寄る店だ。

ハワイでアサイーボウルを食べたときの感覚に近いのは、じつはこちらだと思う。ワイキキでもカイルアでも、あれはビーチや朝ランの帰りに片手で食べるものだった。わざわざ並んで写真を撮るものではない。木場公園の芝生でLサイズを開けたときの「そうそう、これだった」という感じは、行列に並んで得られるものとは質がちがう。

営業時間については正直に書いておく。公式の店舗データには営業時間の項目そのものが存在しない。店側の告知としては10:00〜22:00(ラストオーダー21:30)、2月から4月末までは11:00〜21:00の冬時間という情報が出回っているが、公式データで裏は取れていない(要確認)。幸いこの店は電話番号が分かるので、遠出する前に一本かけるのが確実だ。

こんな人向け: 木場公園・東京都現代美術館とセットで使いたい人/江東区・中央区在住で「日常のアサイー」を探している人/事前に電話で確認してから行きたい人。

2. アサイー工房 新小岩店(葛飾区)― 2階にある、駅から徒歩1分の店

公式データの住所は東京都葛飾区東新小岩1-2-1 新小岩アバックビル2階。JR総武線・新小岩駅の北口側で、駅からは徒歩1分ほどと案内されている。

この店の特徴は「2階」という一点に尽きる。アサイー工房の多くは路面のテイクアウト主体店だが、ここはビルの2階に上がる必要がある。逆に言えば、通りすがりに混むタイプの店ではない。落ち着いて食べたい人には向く。

ただし注意点がある。公式データの電話番号欄が空欄なのだ。営業時間の項目もないので、公式サイトだけを見ていると「いつ行けば開いているか」が一切分からない。店側の告知では11:00〜20:00(ラストオーダー19:45)とされているが、これも公式データでは確認できていない(要確認)。夜遅くまで開いている他店のつもりで20時過ぎに向かうと閉まっている可能性がある、という点は頭に入れておきたい。

もうひとつ、この店を語るうえで外せないのが名前の問題だ。東京には「新小岩」を名乗るアサイー工房グループの店が2つある。ひとつがこの葛飾区のアサイー工房 新小岩店で、もうひとつが江戸川区松島の「グリーク工房 新小岩店」。後者の公式カテゴリは greek のみで、アサイーボウルは登録されていない。駅を挟んで区が変わるため、地図アプリで「新小岩 アサイー工房」と入れたときに、どちらが出てくるかは運次第になる。アサイーボウルが目的なら、住所が「葛飾区東新小岩」で始まるほうを選ぶこと。これがこの記事でいちばん実用的な情報かもしれない。

こんな人向け: 総武線沿線の人/座って食べたい人/夕方までに行動できる人。

3. アサイー工房 八王子高尾店(八王子市)― 高尾山の下山後に、いちばん効く1杯

公式データの住所は東京都八王子市初沢町1277-8。JR中央線・京王高尾線の高尾駅南口から徒歩3分ほどとされている。こちらも公式データの電話番号欄は空欄だ。

この店は立地そのものが企画になっている。高尾山を下りてきた直後にアサイーボウルがある。登山口の高尾山口駅からは京王線で1駅、歩いても20分ほどの距離だ。汗をかいて糖分と水分を消耗した体に、冷たいアサイーとフルーツとグラノーラが入っていく感覚は、ハワイでダイヤモンドヘッドを登った帰りにモンサラットのアサイー屋へ寄るあの流れとほとんど同じである。他のまとめ記事はこの店を「八王子のアサイー店」としか書かないが、本質は「下山後のリカバリー食」だ。

店側の告知では11:00〜23:00、定休日なし(年末年始のみ休業)とされており、もし正確なら東京4店のなかでいちばん遅くまで開いている店になる。高尾山の日帰り登山は午後に下りてくることが多いので、この時間帯は相性がいい。ただし営業時間は公式データに項目がないため裏が取れていない(要確認)。

多摩エリアのアサイー事情としては、八王子北口には別ブランドの専門店もある。飲み比べたい人はJ BOWL 八王子北口店の完全ガイドもあわせて読むと、同じ多摩エリアで2軒を比べられる。

こんな人向け: 高尾山・陣馬山に登る人/中央線沿線の人/遅い時間に食べたい人。

4. アサイー&グリーク工房 板橋下赤塚店(板橋区)― 全国115店で唯一、両方の看板が出ている店

公式データの住所は東京都板橋区赤塚1-9-10 the trias shimoakatsuka 101、電話は090-5299-9763。東武東上線・下赤塚駅から徒歩2分、東京メトロ有楽町線/副都心線の地下鉄赤塚駅3番出口からは徒歩1分ほどと案内されている。

この店は東京の4店のなかで、いちばん特別だ。全国115店のうち、公式データでカテゴリに acai と greek の両方を持つのは、この板橋下赤塚店ただ1店である。公式サイトのメニューページには「両方の看板がある店舗では、すべてのメニューを一度にお楽しみいただけます」と明記されている。つまり日本でここだけ、アサイーボウルと自家製グリークヨーグルトの全メニューが1店で頼めるということになる。

グリークヨーグルトのほうも侮れない。公式によれば88時間かけて水分を抜いて作る完全自家製で、高たんぱく・低糖質。フレーバーはプレーン/イチゴ/抹茶/チョコ/黒ごま/オレオ/キャラメルの7種が用意されている(取り扱いは店舗により異なる)。アサイーボウルの有料トッピング(+300円)としてグリークヨーグルトを載せることもできるので、「濃いアサイーの下に、もったりしたグリークが層になっている」という食べ方が成立する店でもある。

初めて2層のボウルをすくったとき、スプーンが途中で止まるような重さに思わず「重っ」と声が出た。ハワイで食べるアサイーボウルは軽くてさらっとしているものが多いので、これはまったく別の食べ物だと思ったほうがいい。腹持ちは圧倒的にこちらが上だ。

店側の告知では11:00〜22:00で無休とされている(公式データに項目がないため要確認)。板橋区で「車で行くハワイ」を探しているなら、コナズ珈琲 板橋店の完全ガイドと組み合わせると、同じ区内で「がっつり」と「軽く」を使い分けられる。

こんな人向け: アサイーとグリークを一度に試したい人(日本でここだけ)/たんぱく質を取りたい人/副都心線・有楽町線沿線の人。

5店目の注意:グリーク工房 新小岩店にアサイーボウルはない

東京の5店目はグリーク工房 新小岩店(東京都江戸川区松島3丁目15-5/電話 03-5879-6417)。公式データのカテゴリは greek のみで、アサイーは登録されていない。

看板の系列が同じで、店名に同じ「工房」が付き、しかも「新小岩」まで同じなので、混同は起きやすい。アサイーボウルが食べたい日にここへ行くと目的を果たせない。逆に、高たんぱく・低糖質のグリークヨーグルトが目的なら、この店は東京で数少ない専門店ということになる。

なお、公式データの電話番号は登録されているので、行く前に確認ができる点は救いだ。

東京4店+1店の一覧比較表

店名 所在地 最寄り 公式電話 アサイー グリーク
アサイー工房 木場店 江東区木場二丁目5-3 東西線 木場駅 070-9444-1056 ◯ —
アサイー工房 新小岩店 葛飾区東新小岩1-2-1 新小岩アバックビル2階 JR総武線 新小岩駅 登録なし ◯ —
アサイー工房 八王子高尾店 八王子市初沢町1277-8 JR・京王 高尾駅 登録なし ◯ —
アサイー&グリーク工房 板橋下赤塚店 板橋区赤塚1-9-10 the trias shimoakatsuka 101 東武 下赤塚駅/地下鉄赤塚駅 090-5299-9763 ◯ ◯
グリーク工房 新小岩店 江戸川区松島3丁目15-5 JR総武線 新小岩駅 03-5879-6417 — ◯

住所・電話・カテゴリはすべて2026年9月14日に公式店舗データから取得したもの。営業時間は公式データに項目自体が存在しないため、この表には入れていない。

なぜ渋谷にも表参道にもないのか ― 答えは公式のFC募集ページに書いてある

ここが、この記事でいちばん書きたかったところだ。東京のアサイー工房が江東・葛飾・板橋・八王子という「郊外と下町」に偏っているのは、ブランドの都合ではなくビジネスモデルの必然である。

公式のフランチャイズ募集ページには、初期費用の内訳がそのまま公開されている。

項目 金額(公式表示・税込)
加盟金 3,300,000円
研修費 220,000円
冷蔵庫・製氷機・備品等 約500,000円
物件取得費用 1,000,000円〜
内装費用 1,500,000円〜

そして公式が掲げる売り文句が「500万円以下での開業が可能」「小さなスペースでもOK!家賃を抑えて出店できます」「テイクアウト中心で小規模運営が可能」の3つだ。

この条件で渋谷や表参道に出店するのは、まず不可能である。都心一等地の物件取得費と家賃は、上の表の数字とは桁が違う。「家賃を抑える」という前提を守った結果、出店先は必然的に駅前の小箱か、住宅地の路面店になる。だから東京のアサイー工房は、木場にあり、新小岩にあり、下赤塚にあり、高尾にある。渋谷にはない。

裏づけとして、公式はFC加盟希望者向けにPOSレジの実績まで公開している。2026年5月の月商は富山店が4,284,980円(客単価2,016円・会計2,125件)、高崎店が3,540,090円(客単価1,800円・1,966件)、静岡浜松店が3,501,600円(客単価1,818円・1,926件)。いずれも地方都市の店で、客単価は1,800〜2,000円台。この売上で成立する家賃帯を逆算すれば、都心一等地が候補から外れるのは当然だ。

つまり「東京にアサイー工房が少ない」のは出遅れではなく設計である。そして利用者側から見れば、これは悪い話ではない。行列のない、生活圏の中のアサイー店が増えているということだからだ。

行く前に知っておきたい3つのこと

1. 営業時間は公式サイトのどこにも載っていない。これは書き忘れではなく、店舗データの設計として営業時間の項目が用意されていない。だから公式を何度見ても答えは出ない。分かっている電話番号にかけるのが最短だ。東京では木場店(070-9444-1056)と板橋下赤塚店(090-5299-9763)、グリーク工房新小岩店(03-5879-6417)に番号がある。

2. 電話番号も全店にあるわけではない。全115店のうち37店は公式データの電話欄が空欄だ。東京では新小岩店と八王子高尾店がこれに当たる。この2店については、各店のSNSアカウントを見るのが現実的な確認手段になる。

3. 値段は店舗によって変わる。公式メニューはアサイーボウルをS 1,300円/M 1,500円/L 1,800円(税込)としているが、ページには「店舗により、金額が異なります」「店舗により取り扱いメニューが異なる場合がございます」と注記がある。サイズやトッピングの選び方で実際の支払額がどう動くかは、アサイー工房の注文手順を解説した姉妹記事で詳しく書いた。

なお、東京のアサイーボウル店全体の「いま起きているズレ」(閉店・移転・公式サイト停止)については、東京でアサイーボウルの店を調べると、いま6つの「ズレ」にぶつかるで全URLを実査している。

よくある質問

Q1. 東京のアサイー工房は結局どこにありますか。
アサイーボウルを出しているのは江東区(木場)、葛飾区(新小岩)、八王子市(高尾)、板橋区(下赤塚)の4店です。このほか江戸川区にグリーク工房 新小岩店がありますが、公式データ上アサイーの登録はありません。渋谷・新宿・表参道・恵比寿には2026年9月14日時点で1店もありません。

Q2. アサイーボウルはいくらですか。
公式メニューではSサイズ1,300円、Mサイズ1,500円、Lサイズ1,800円(いずれも税込)です。ヨーグルトとアサイーが二層になった「アサイードリーム」は1,800円。ただし公式ページに「店舗により、金額が異なります」と注記があるため、店頭表示が優先されます。

Q3. 営業時間を調べる方法はありますか。
公式の店舗データには営業時間の項目がありません。電話番号が登録されている木場店・板橋下赤塚店・グリーク工房新小岩店は電話で確認できます。新小岩店と八王子高尾店は公式に番号が登録されていないため、各店のSNSを見るのが現実的です。

Q4. アサイーとグリークヨーグルトを一度に食べられる店はありますか。
あります。板橋下赤塚店は全国115店で唯一、公式データ上「アサイー」と「グリーク」の両方のカテゴリを持つ店です。公式メニューページにも「両方の看板がある店舗では、すべてのメニューを一度にお楽しみいただけます」と記載されています。

Q5. 東京以外だとどこに多いですか。
最多は大阪府の11店で、以下 愛知県9店、千葉県8店、埼玉県7店、茨城県・福岡県が各6店と続きます。東京都は兵庫県と並んで5店で7番目です。全国42都道府県に出店しており、未出店は青森・鳥取・島根・高知・佐賀の5県です。

Q6. なぜ都心の一等地に出店しないのですか。
公式のFC募集ページが「500万円以下での開業が可能」「小さなスペースでもOK。家賃を抑えて出店できます」「テイクアウト中心で小規模運営が可能」を強みとして掲げているためです。低家賃を前提とした収益設計なので、都心一等地は構造的に候補から外れます。

まとめ:この4店は「出かける目的」ではなく「生活の途中」にある

東京でアサイー工房のアサイーボウルが食べられるのは、木場・新小岩(葛飾区)・八王子高尾・板橋下赤塚の4店。渋谷にも表参道にもない。

  • 公園や美術館とセットにしたいなら木場店。東京で数少ない、公式に電話番号が分かる店でもある
  • 座って落ち着いて食べたいなら新小岩店。ただし2階で、夜は早めに閉まる可能性がある
  • 高尾山の下山後のリカバリーなら八王子高尾店。遅い時間まで開いているとされる
  • アサイーとグリークを一度になら板橋下赤塚店。日本でここだけの組み合わせ
  • アサイー目当てでグリーク工房 新小岩店に行かないこと。同じ「新小岩」でも区が違い、アサイーの登録がない

ハワイのアサイーボウルが良かったのは、味そのものより「日常の中にあったこと」だった。東京のアサイー工房4店は、まさにその位置に立っている。行列に並ぶ体験ではないぶん、続けられる。

※本記事に掲載している住所・営業時間・料金等の情報は、2026年09月14日時点に各公式サイト等で確認した情報をもとに作成しています。その後、情報が変更になっている場合がございます。万が一誤りがございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。お知らせいただき次第、速やかに修正いたします。

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